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歴史本ブログ

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歴史の本を読むたびに書いていこうかな…´oωo
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はじめまして、ゑです。
さっそく本についてい書きたいところですが、自己紹介を少々…

現在史学科に属しているわたしは、すごーく歴史が好きってわけでもないのですが、歴史をなんとなく勉強しています。
他の学生に比べたら100分の1くらいしか勉強していないので、いつもやらざるを得ない状況にならなければやりません。
なので、少しでも「歴史本を読もう」という意欲が湧くように、ブログをはじめたわけです。
誰も見てないかもしれないけど。。。笑

とりあえず、日本中世史ゼミに入っているわたしは「藤原頼長」という人物が気になっているわけで
「頼長の何を調べたいの?」とよく言われますが、まだ何も決まってません。
直感的に彼がイイナーと思ってしまっただけなので何も調べてないのです。

ということで、頼長についての本を中心にこれから歴史本を読んでいこうという感じで
さっそく1冊目の『骨肉 父と息子の日本史』に入ろうと思います。

※基本的に頼長に関係なさそうな章は飛ばして読んでしまってます

本は全体を通して忠実・忠通の犬猿の仲を「いつから?なぜなのか?」などを追求せずに書いていて、頼長が偏愛されたのは忠通と比べて愛らしかったためとしている感じがしました。
気になる点としては、
・忠通が頼長を養子にしたのは将来性を感じたから…とありますが、忠通が頼長を養子にしたのは忠実の指示があったかではないかとわたしは思います。史料検討も何もしていないので批判は一切できませんが、忠通が頼長を自主的に養子にしたという根拠が必要ではないかと感じました。
・(白河院死後、権力を復活した忠実に憤りを感じ?)忠通は父と弟に対する報復として、近衛天皇に呪詛をかけたのは忠実・頼長父子であるという噂を流した…とい点は忠通の陰謀をほのめかしていますが、根拠になる史料はあるのかなァ…と思います。
・忠実が頼長を偏愛したのは忠通の上記のような陰険な性格ゆえだったかもしれない…忠通って陰険なのかな…
 
というのが読んでいて気になった点でした。
主に不思議に思ったのは忠通の性格について、結構悪く書かれているとこです。
頼長は「悪左府」とか「冷酷な」とか言われていて、温かみのある人物ではなさそうな感じはもとからしていましたが、忠通まで性格が悪かったら兄弟そろって結構キャラが強い一家だったことになりそうです。

頼長について調べてるつもりなのですが、どの本をとっても兄と父を抜きにしては彼は語られないようです。
この本(『骨肉~』)では忠実・忠通の関係ははじめから悪かったといっていましたが、果たして本当なのでしょうか…その辺についても詳しく調べていく課題になるように思います。
 
最後に、頼長の私生活について書かれた本として『院政期社会の研究』五味文彦が紹介されていたのでそのうち読むとします。
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女性
誕生日:
1987/10/07
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大学生
趣味:
読書、パズル、一人行動etc…
自己紹介:
読んだ本を記録していくという目標を持って、歴史書を読む機動力にしようかと…´oдo
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